傀儡(かいらい)の日々に別れを告げ、離れていたはずの運命が擦れあっていくみたい。だから明日という日々が変わっていく。
毎日という日々がなんだか色づいていくように。
育ってきた世界は別々なんだろうし。人生が偶然に交差する現実に目をやれば、世界に唯一の物語の中に「それぞれ」として生きている。
別に主役でなくてもいい。脇役だとか、立ち位置を考えて「ひとつながり」していくわけではないのだから。
それに・・・人生は演じて生きていけるほど浅くはないのだから。
笑顔が好きだけど悲しみも愛したい。悲しみも愛されたい。
そうやって微笑む表情はきっとやわらかいのだろう。
ただ通り過ぎるだけの日々だったのに・・・
やってくるシンクロニシティーが「こっちだよ」と教えてくれる。
声にならない声が聞えてくる。
そこはかとない想いは秘密だけれど、そんな秘密を大好きになりたい。
ずっと置き忘れられた・・って思っていたけれど。それは違った。
心の声に耳を澄ませば、大切な「声」が聞えてくるようになるのだから。
その声にずっと気づかなかっただけなのかもしれない。
粉雪が想いを秘密に忍ばせてくれる・・・ 「ありがとう」
過ぎ去った日々の中にあった、別々の時空で起きていた物語が、
いつかつながっていく・・ いけば いくんだとすれば・・・・・ 「夢じゃない」
笑顔になれないのに無理して笑うのなら無理しないでとは言わない。
笑顔になりたい気持ちを汲んであげたいから。
だから・・ そっと心にプレゼントを置きたくなるのかも。
それはきっと目に見えるプレゼントではないのだろうけど・・・
何かを隠すかのように舞い落ちる粉雪。
遠い面影はそれぞれ歩んできた歴史の足跡なのだろう。
白い世界に色彩は一瞬だけ消えていくように見えるかもしれない。
けれど。焦点を合わせた「向こう側」にいる温度に気づいたら、
粉雪が前触れだった意味に気づけるようになるのかもしれない。
意味は後付けかもしれないけれど。自分の「意思」はこれからの道を作っていく。
その予感が今そっと心を撫でてくれる・・・☆
「薄れていく世界と色づいていく世界」
気づいたら時空が少しずつ重なっていく。心の距離みたいに。デリケートに。
世界と世界が触れ合い、擦れあっていく時のように・・・
そうやって。いつか・・・
微笑みにたどり着く。その日を夢見ながら。
照れながら。踏みしめた雪。涙はみせずに。
交差する足跡に感謝を示しながら。
いつか。時を越えてゆくものと。「大切なものを触れ合うために」
いま。「ここ」にある。
ひとそれぞれの大切な「色」。
それを「ここ色」と名づけ・・・
粉雪の向こう側にある予感に、そっと一歩を踏み出していくのだろう。
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written by Shingoris Kamioka